スタジオでの練習を初めて3ヵ月。
前回触れましたがEQは、何とか調整できるようになりました。
色々改善しなければならない事はたくさんありますが、1日は24時間しかないので優先順位を決めて練習しています。
まるで自分の声が毛布にくるまれているみたいだ
横隔膜などの力をあまり使っていない時の声(胸式中心)と横隔膜などの力を使った歌い方(腹式など)とどちらが良かったかと言うと、
現時点では横隔膜をあまり使っていなかった時の声の方が良かったです。
えっ?それって腹式ダメってこと?
いままであまり使わなかった筋肉を使って発声するため、一時的に前より悪くなる感じですね。
頭の中にある理想の声は、腹式などを使った歌い方でないと出来ないと思っています。
胸式でも素晴らしい声を出す人もいると思いますが、私は腹式などのほうがさらにパフォーマンスが良くなると思っています。
胸式中心だと胸に力みが入ってしまうと胸が響かないですし、腹式などに比べて息の安定もパワーも物足りないと思います。
しかし、腹式などで張りのある抜ける声を出す事やコントロールすることは、本当に難しいです。
抜ける声すら本当に難しい・・・・・・
部分的に抜ける声が出てもそれを一曲通してコントロールすることはいつできる事やら・・・
納得いく歌声を作るために段階を設定
- 抜ける声を出せるようになる。
- 声が出にくいキーもはっきり出せるようにする。
- 声色、声圧のコントロール
- 気持ちと歌声の連動
1.抜ける声を出す。
腹筋、背筋、広背筋、丹田と姿勢の組み合わせにより体をどう使えば様々なキーや声圧、声色で抜ける声が出るのか意識しながら練習しています。
最初は、筋力不足などでうまく体を動かす事が出来ず、まさに毛布に自分の声が包まれたような抜けの悪い声しか出ませんでした。
現在では、かなり改善してきています。
2.声が出にくいキーもはっきり出せるようにする。
自分が出しにくい高い音や低い音の限界を超えるには、自分の発声方法が成立するギリギリのキーを練習することが最良だと考えています。
声を出すための筋肉を鍛えることにより限界が広がると考えています。
自分のキーギリギリの課題曲が見つからない場合は、キーコントロールを使うことがおすすめです。
3.声色、声圧のコントロール
自分の歌う曲に合わせて、どのような声色で歌うのか、声圧をどうするのか考えて理想通りに歌えるように練習します。
4.気持ちと歌声の連動
私が最も大事にしたい部分です。これが連動していなければ全く説得力の無い歌になってしまうと思います。
現在、体をどう使えばよいか探り探りで、まだまだ気持ちと歌声の連動には時間がかかりますね。
一日一日の積み重ね
毎回の練習時に死にそうになるくらい関係する筋肉をいじめながら歌っています。
これを人が見たら「力みすぎ、力を抜きなさい」って言うでしょうね。
筋肉を鍛えるには、力んでもいいから筋肉痛にして筋力をアップするしかないと思います。
練習を重ねるたびに少しずつ、本当に少しずつ↷理想の歌声に近づいています。
続けていくうちにいずれ力をそんなに入れなくても歌えるようになると思います。
そこまでいくとコントロールも出来るでしょうし、まだ気が付いていない体の使い方も見えてくるはずです。
終わりなき精進ですね。
コメントを残す